「actrhea」では、コットン、シルク、リネンといった天然素材や、木材パルプを原料とするリヨセルといったサスティナブル素材を使用しています。最近、市場にはポリエステルなどの化学繊維が溢れています。手に取ったときにコットンだと思っても、実はポリエステルだったなんて経験、ありませんか？確かに化学繊維は涼感や速乾など機能性が高いですが、本物のコットンの風合いやシルクの艶、しなやかさは、肌で感じる心地よさを楽しみたいですね。

シャツは、透け感のあるコットン素材を使用しています。この素材は通気性がよく、清涼感があり、軽くて薄手なのにしっかりとしたハリが特徴です。ほどよい透け感とシャリ感があり、暑い季節にもぴったりです。

カットソーには、リヨセルを使用しています。この素材は滑らかでソフトなタッチが特徴で、とても肌ざわりが良く、着心地も抜群です。さらに光沢感があり、上品さを演出します。

国産ジーンズの発祥地である岡山県児島のデニムを使用しています。児島デニムの特徴的な「藍染め」は、深い青色が「ジャパンブルー」として海外で知られています。その美しさと独自性が世界中で高く評価されています。

ジャケット、スカート、パンツにはSHIN DENIMを使用しています。このデニムは、独自開発の染色技術により、デニム特有の色落ちがほとんどありません。この技術によって、デニム本来の風合いを保ちながら、長期間にわたって鮮やかな色合いを維持することができます。さらに、ワンウオッシュ加工されているので、デニムのごわごわ感や重さを感じさせません。また、耐摩擦性が高く、普段使いにも特別なシーンにも適しています。染色を濃色にすることで重厚感と高級感も兼ね備えています。

ワンピースにはシルクを混紡したデニム素材を使用しています。シルクの光沢感としなやかさが特徴で、シルエットに落ち感が出て、リラックスした中にもエレガントな雰囲気を演出します。

「actrhea」のブラウスやカットソーには、リバーレースを使用しています。

【リバーレースの魅力とその希少性】

リバーレースの名前は、1813年にイギリス人ジョン・リバー（John Levers）が発明した機械に由来します。18世紀の産業革命を契機に、リバーレースは機械で製造されるようになり、その高度な技術と美しいデザインは瞬く間に広まりました。しかし、リバーレース機そのものは新たに製造ができないため、現在では限られた数社のみが生産を続けています。これにより、リバーレースは希少価値が非常に高く、最高級の機械レースとして評価されています。

【リバーレースとラッセルレースの違い】

リバーレースとラッセルレースはその製法と仕上がりに明確な違いがあります。

＜リバーレース＞

・立体感と繊細さ: 立体的なデザインと細やかなディテールが特徴です。

・希少性: 生産が限られているため、非常に高い価値があります。

・伝統と技術の結晶: 熟練の職人が毎日約5000枚のボビンをセットし、200年以上経った今でも同じ設備で品質が保たれています。

＜ラッセルレース＞

・大量生産可能: 専用機械で短時間で生産でき、コストが抑えられます。

・薄くて平らな仕上がり: 平らなデザインが特徴で、多様な用途に適しています。

・広く普及: 多くのブランドが採用しており、手に入りやすいです。

【リバーレースの使用と価値】

リバーレースはその繊細さと立体感から、オートクチュールメゾンやオーダーメイドのウエディングドレスなど、洗練された気品溢れるアイテムに使用されています。そのため、リバーレース素材を扱うブラウスは非常に希少です。リバーレースブラウスはフォーマルなシーンでもカジュアルなスタイルでも、その独特の質感と美しさでワードローブに彩りを添えます。

ヨーロッパではヴィンテージレースなど見かけられます。丁寧に扱うことで長く着用でき、自らでヴィンテージレースとしての価値を高めることが可能です。リバーレースの存在自体が限られているため、今後ますますその価値が上がると考えられます。

このように、リバーレースはその美しさと希少性から、特別なアイテムとして非常に価値があります。正しいお手入れ方法を守り、大切に使うことで、その魅力を長く楽しむことができる素材です。

「actrhea」のエレガントでグラマラスな世界観を体感してみませんか。

児島デニムのインディゴカラーが上質感を、そしてデニムの特有の耐久性とエレガントなデザインが融合し、長く愛用できる洋服です。クチュール感が他にはない、特別な一着として魅力を引き立てます。

さらに、芸術性の高いリバーレースが上品さと華やかさをプラスし、日常にほんの少しの贅沢を添えます。私たちの製品を通じて、日常の一瞬一瞬が特別なものになることを心から願っています。