2025/07/04 15:00
【actrhea】デザインテーマ:「GLAMOUR/グラムール」
エレガンスを軸に、フェミニン、モード、マスキュリンの要素をブレンドしたのが、ブランドの核となる「GLAMOUR/グラムール」のテイストです。
■ 「GLAMOUR」とは?
ファッションにおける「GLAMOUR」とは、単なる美しさではありません。それは、上品な官能性と、ほのかなミステリアスさを持つ女性らしい魅力の融合です。
『グラムール』はセクシーとは異なり、上品で洗練された美しさに重点を置いています。例えば、エレガンスを基調とした艶やかさや、クチュールライクな装飾が特徴です。このスタイルは、官能性よりも控えめな魅力やミステリアスさを際立たせ、知的で奥行きのある印象を演出します。
一方で、セクシーは大胆で自信に満ちたスタイルを表します。身体のラインを引き立てるシルエットや鮮やかなカラーリング、挑発的なディテールが特徴で、視覚的に強い印象を与えるのが魅力です。
まとめると
グラムールは「優雅でミステリアスな魅力」、セクシーは「直接的でエネルギッシュな美しさ」を強調するスタイルといえます。この二つの美学は、目的や場面に合わせて選び、それぞれ独自の魅力を発揮することで、装いをより特別なものにします。
■ 【actrhea】における「GLAMOUR/グラムール」
エレガンスを基盤に、フェミニン、モード、マスキュリンといった異なるテイストを融合させたもの。それは、クラシックやヒストリカルなディテール、優美なシルエット、そしてクチュールライクなボリュームを現代的に再解釈したデザインです。
サステナブルなデニムを用いて、シルエットやディテールを再構築。 クラシックな要素に新たな解釈を加えることで、現代のエレガンスへと昇華。
クラシックは、時を超えて愛されるスタイルや美しさを象徴します。一方でモードは、その流れを受け継ぎながら絶えず新しい解釈を生み出すものです。
たとえば、クラシックなトレンチコートが時代とともに新しい素材やデザインを取り入れるように、モードは変化を楽しみながらクラシックの価値を際立たせます。
■ 「クラシックの進化・再構築」とは
1.「ヒストリック・グレース」
過去のファッションのエッセンスを活かしながら、現代的に再解釈したスタイル。優美なシルエットと繊細なディテールが特徴です。
2.「ノスタルジックモダン」
懐かしさを感じさせるレトロなエレガンスに、現代的な要素をプラスして新鮮さを加えたフェミニンなスタイル。
3.「タイムレス・アリュール」
時代や流行にとらわれない、普遍的な美しさを強調した魅力的なスタイル。
4.「ミニマル・グラム 」
ミニマリズムとグラムールの要素を絶妙に融合させた、洗練されたスタイル。
■ 「時を超えたエレガンス」
伝統的な美しさを超え、しなやかさと強さを兼ね備えた現代女性を象徴するスタイル。それは、クラシックな要素を独自の感性で再解釈し、個性が光る新たな可能性を纏う装いです。
<ディテール> クラシックなスタイルを新たに再構築する際に欠かせない、重要な要素をご紹介します。
● ボウタイ・カラー、ボウ・カラー
● バルーンスリーブ、パフスリーブ
● パゴダスリーブ、ティアードスリーブ
● ラッフルやフリル
装飾やディテールは「GLAMOUR」を表現するために重要な役割を果たします。またクチュールライクなボリューム感が、クラシックアイテムを一段とグラマラスに仕立て上げることで、新しいスタイルへと昇華します。
これらすべての要素が一つに融合し、新しい「グラムール」の定義を形作ります。✨
■上品な「艶」感を纏う日常
日常のコーディネートに少し工夫を加えるだけで、魅力的で上品な印象を楽しむことができます。お気に入りの洋服やシンプルなアイテムを組み合わせることで、特別感をプラスし、洗練されたスタイルが完成します。
【actrhea】では、このコンセプトを中心に、日常に溶け込むエレガンスを提案するファッションデザインを展開しています。
2025-26年秋冬トレンドでは、 16世紀から19世紀の歴史的なコスチュームを現代風にアレンジしたデザインが注目を集めています。また、レディライクなスタイルなどエレガントなトレンドも登場し、優雅さがさらに際立つシーズンとなりそうです。
写真はヴィクトリア朝時代の服装
■ クラシックスタイルの魅力
クラシックスタイルにおいて、生地そのものが圧倒的な存在感を放ちます。ここでは特に注目すべき、代表的な生地をご紹介します。
◇代表的なクラシックテキスタイル
●ツイード (Tweed)
スコットランド産羊毛の紡毛を使用し、手染め・手織りされた織物が起源。英国製ツイードは、厚手でざっくりとした素朴な味わいが特徴です。現在では機械織りが主流となり、羊毛の産地、糸の種類、織り方によって多様なタイプが生産されています。
●ベルベット・ベロア (Velvet, Velour)
ベルベットは短い毛羽に覆われた光沢のある織物。毛羽かループをつくった織物で優れたドレープ性を持った豪華な外観の生地。 一方、ベロアはビロードとも呼ばれる。毛羽が一方向に向いており、パイル編地のパイルをカットして作られる。
格子柄の総称で、先染めで柄を織り出したものやプリントがあります。柄には伝統的なモチーフが多く使われており、スコットランドの家紋から発展したタータンが代表例です。

●ジャカード (Jacquard)
ジャカード機を使用して織られた生地で、デザインそのものが織物に織り込まれています。繊細で多彩な表現が可能な点が特徴です。
クラシックなテキスタイルには、それぞれの歴史と個性が息づいており、現代のデザインにも新たな息吹を与えています。これらの要素が集まることで、多彩なスタイルが生まれます。
【actrhea】では、児島デニムを使用したエレガンスを「ドレスアップ デニム」としてご提案しています。
タイムレスな魅力を持つデニムだからこそ、四季を問わず一年を通してお楽しみいただけるデニムで仕立てました。 お気に入りのワードローブと組み合わせて、日常にほんの少しの特別感を添えてみてはいかがでしょうか。